本町③
【ほんまち】

旧国名:信濃
(近世~近代)江戸期~現在の町名。江戸期は飯田城下の一町で,町人町。明治8年飯田町,昭和12年飯田市の通称町名となり,同27年からは同市の正式町名。飯田城追手門前から北西へ真直に伸びる町。飯田城下各町の中で,もとになる町であることに町名は由来する。天正18年毛利秀頼が1~2丁目をたて,つづいて翌年,十王堂町をたてた。十王堂町はその頃,十王堂があったのを箕瀬羽場へ移し,その跡に町屋をたてたもので,のち3丁目とした。城追手前から西,大横町に至るまで240間あり,これを3町に割り,80間をもって1町とした(飯田万年記)。問屋が多く,魚・紙・反物・茶などを扱い,魚市場も立ち,時代により若干の変化があるが,昭和46年完成の卸売団地に引越するまで問屋町として続いた。明治33年町筋が伸びて4丁目成立。昭和22年飯田大火では全町焼失。昭和27年からは1~4丁目がある。同61年の世帯数110・人口299。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7103274 |





