余地
【よじ】
旧国名:信濃
余地川流域の山間部に位置する。川久保で武州街道(現国道299号)と合流する道(県道下仁田佐久町線)は,古代東国への道で,中世には武田軍侵攻の軍道ともなった。三方山に囲まれた地形で,台地に縄文時代から平安期の遺物を含む中谷遺跡のほか,宮向遺跡・宮浦遺跡がある。
【余地村(中世)】 南北朝期に見える村名。
【余地村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【余地(近世)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7103972 |