大原
【おっぱら】

旧国名:飛騨
馬瀬(まぜ)川の上流域に位置する。地名の由来について「後風土記」は,「上古にいまだ,田畑も村舎も開けざる前のさま,かく有りつらむ。今の長林寺より,北の坂上は,いと広原なりし故,名に負いしなるべし」とし,「清見村誌」は,美濃路から飛騨に足を入れて最初の平坦集落であることによるとしている。「和名抄」刊本には飛騨国大野郡四郷の1つとして大原郷が見えるが,その遺称か。なお,応仁の乱後,当地は楢谷(ならだに)村とともに「奪掠られて,数十年間,美濃国と唱え」たという(後風土記)。
【大原(中世)】 戦国期に見える地名。
【大原村(近世)】 江戸期~明治8年の村名。
【大原(近代)】 明治8年~現在の清見村の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7105135 |





