坂井②
【さかい】
旧国名:美濃
酒井とも書いた。長良(ながら)川の支流境川左岸に位置。近時,山が削られたため各務原(かかみがはら)台地と地続きになった。地名の由来は,里伝によれば,山地の湧水が出る傾斜地の意からとも,曽原郷(蘇原郷)と各務郷との境に発達したからともいう。中世は曽原郷のうちという(新撰美濃志)。
【坂井村(近世)】 江戸期~明治8年の村名。
【坂井(近代)】 明治30年~昭和38年の大字名。
【坂井町(近代)】 昭和38年~現在の各務原市の町名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7106201 |