鷺山
【さぎやま】
旧国名:美濃
長良(ながら)川と鳥羽川にはさまれた低地に位置する。地名は地内の67m余の鷺山による。文治年間ごろ,佐竹常陸介秀義がこの付近に居住したと伝える(美濃明細記)。戦国期に守護土岐頼芸が鷺山城を改修して居城,のち斎藤道三が隠居所としたが,弘治2年4月の長良川の合戦で敗死後廃城となる(美濃雑事記)。
【鷺山村(近世)】 江戸期~明治30年の村名。
【鷺山村(近代)】 明治30年~昭和10年の稲葉郡の自治体名。
【鷺山(近代)】 明治30年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7106242 |