鉄砲町
【てっぽうまち】
旧国名:飛騨
(近世~近代)江戸期~現在の町名。江戸期は飛騨国大野郡灘(なだ)郷一之町(いちのまち)村のうち。江名子(えなこ)川左岸に位置する。金森氏時代侍屋敷だったが,鉄砲組あるいは鉄砲鍛冶が居住していたともいう。元禄5年の金森氏国替えのあと百姓や町人の町となって発展した。延享3年の家数23(国中案内)。明治8年高山町空町の一部となり,昭和11年からは高山市空町の一部。昭和17年寺内(じない)町・欠之上(かけのうえ)町の各一部と合併して,現町域を確定。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7107223 |