西忍
【にししのび】
旧国名:飛騨
蕎麦角(そばかど)山(1,222m)の南東麓,宮川と森安(もりやす)谷との合流点付近に位置する。地名の由来は,往古陸奥国信夫(しのぶ)郡東忍(福島県)より佐藤与四郎豊信なる者が,当地に逃れ来て居住したことから,故郷が東忍なので当地を西忍と称するようになったという(後風土記)。江戸期には単に忍(しのび)とも称した。
【西忍村(近世)】 江戸期~明治8年の村名。
【西忍(近代)】 明治8年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7107786 |