角川日本地名大辞典 中部地方 岐阜県 30 町村【まちむら】 旧国名:美濃 (近世)江戸期~明治初年の村名。美濃国武儀(むぎ)郡のうち。村名の由来は,当地が往古稲葉伝右衛門の城下の町屋であったことによるという(新撰美濃志)。はじめ下之保(しものほ)村のうち,近世後期に分村独立する。当初は幕府領,元和元年から尾張藩領。村高は「天保郷帳」「旧高旧領」145石余。戸数44(濃州徇行記)。明治初年下之保村の一部となる。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7108691