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領下
【りょうげ】


旧国名:美濃

金華山の南,境川の右岸に位置する。地名の由来について,「稲葉郡志」は「厚見郡領等の居住せしか,或は又其所領たりしなるべく」とする。しかし,「久守記」長享2年5月20日条所引の同年月20日付の室町幕府奉行人連署奉書に「山科殿御家領濃州二木郷・革手郷各領家方并久得五ケ庄等事」と見え,革手(かわて)郷領家方が転化したものと考えるのが妥当か。古代には「和名抄」厚見(あつみ)郡川辺郷の一部であったとされる。
領下村(中世)】 戦国期に見える村名。
領下村(近世)】 江戸期~明治30年の村名。
領下(近代)】 明治30年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7109308