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西瀬新田
【にしぜしんでん】


旧国名:遠江

(近世)江戸期~明治初年の村名。遠江(とおとうみ)国豊田郡のうち。今ノ浦川上流左岸に位置する。当地は貝塚村地頭大久保七郎右衛門が開発したが,見附町の人々が奉公に励んだので徳川家康が大久保氏には替地を与え,田のない見附に付与した新田である(松本家文書)。幕府領。村高は慶長9年の検地で326石余,「元禄高帳」では見附町の枝郷として354石余,「天保郷帳」では見附宿の枝郷として397石余,「旧高旧領」も397石余。当新田には長さ940間の囲堤があり,見附から離れているので小作に出していた(見附宿差出帳)。明治元年駿府藩領(同2年静岡藩と改称),同4年静岡県,同年11月浜松県に所属。明治5年反別田38町9反7畝・畑3町6反4畝(租税割賦帳)。明治初年頃までに見附宿に合併,次郎太夫・鳥之瀬・茱萸之木(ぐみのき)・会下西(えげにし)と称する4地域に区分された。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7113330