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初島
【はつしま】


旧国名:伊豆

古くは波津幾島・波島ともいう。熱海市街地の南東約10kmの相模(さがみ)湾上に位置する。周囲約3km,面積約35ha,高度30~40mの平坦な島で,当県唯一の離島。最高点は標高51.3m。島の周辺は海食崖で囲まれ,崖の下は礫浜が付着している。表面は礫層・基盤岩石・火山灰層などが分布。構成岩石は玄武岩質・安山岩質の溶岩で,地殻運動の影響も受け,関東大震災では海岸一帯が隆起している。地名は「増訂豆州志稿」に当島に波津幾命が現われたため「波津幾島」と名付けたことがみえ,神名によるとする解釈が通説であるが,より古く観応2年の上梁文には「端島」ともみえる。縄文時代の宮前遺跡がある。
初島(中世)】 室町期に見える地名。
初島村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
初島(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7113579