熱田古堤亥新田
【あつたこづつみいしんでん】
旧国名:尾張
(近世)江戸期~明治11年の新田名。尾張国愛知郡のうち。庄内川下流左岸に位置する。海辺の堤防跡を開拓した新田。東は熱田新田の4・5番割,西は庄内川東堤まで,東西に長い。尾張藩領。大代官所支配。村高は,「旧高旧領」35石余。「徇行記」によれば,寛保3年に検地があり,高35石余,反別は4町余(田1町余・畑3町余)。また,東起村の庄屋によって支配されていた。明治11年熱田新田西組の一部となる。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7115393 |