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大谷村
【おおたにむら】


旧国名:三河

天竜川中流右岸の山腹に位置する。地名は,市原と大きな谷(大沢)によって隔てられている所という意から名付けられたという。当地の開発は,「熊谷家伝記」によれば,左閑辺(さかんべ)の2代郷主熊谷直常の次男「治部太夫直盛,田辺氏(市原郷主)の聟と成,則田辺か分内を割て,家人五人を治部太夫家来として田辺より治部へ与へ,大谷分の頭となる」とあり,応永年間のことと伝える。直盛の長兄直吉は正長元年に21歳で家督を継いでおり,永享年間頃の開郷であったものと推定される。「熊谷家伝記」によれば,天文8年関氏に従属した時は46貫文の地とある。
大谷村(中世)】 戦国期に見える村名。
大谷村(近世)】 江戸期~明治9年の村名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7116526