上佐々木
【かみささき】
旧国名:三河
矢作(やはぎ)川右岸に位置する。聖徳太子開基と伝える上宮寺は,真宗三か寺の1つで,第30代住職如光上人は蓮如上人の真宗再興に尽力する。また,永禄6年の三河一向一揆発生の寺ともいわれる。佐崎城址は松平2代泰親の末葉4代三左衛門親久の築城と伝え,天文年間頃孫忠倫,弟三蔵信次が継いだ(三河堤)。
【かミさゝき(中世)】 戦国期に見える地名。
【上佐々木村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【上佐々木(近代)】 明治22年~昭和30年の大字名。
【上佐々木町(近代)】 昭和30年~現在の岡崎市の町名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7117319 |