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酒井
【さかい】


旧国名:三河

矢崎川の中流域に位置する。地名は,地内に湧出する井水が酒のように美味であったことにちなむという。現在弘法井戸と呼ばれるものがそれと伝えられる。地内に伝酒井家先祖の墓がある。応永年間上州新田氏の一族の遊行僧徳阿弥が三河大浜の称名寺に入ったが,還俗して親氏と称し,酒井五郎左衛門の家に婿養子に入って一子をもうけた。妻早世の後,一子を酒井家に残して再び漂泊,加茂郡松平郷の松平太郎左衛門家に婿入りして男子をもうけた。これが松平徳川家の始祖となり,酒井家に残した男子が江戸期の大名酒井家の先祖となったといわれる。
酒井村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
酒井(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7118598