東主税町
【ひがしちからまち】
(近代)明治初年~昭和56年の町名。はじめ愛知郡,明治11年名古屋区,同22年名古屋市,同41年からは同市東区の町名。江戸期,東片端から鉄砲塚町までの主税筋の東側,建中寺西の火除地まで続く東西の町筋を東主税筋(主税筋下・主税筋大東ともいう)と称した。両側は武家屋敷が建ち並んでいた。明治初年ここに東千柄町が新たに置かれ,明治11年東主税と表記を改めた。同41年の戸数76・人口296。昭和30年の世帯数76・人口319。同56年徳川1~2丁目・筒井1~3丁目となる。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7122440 |