東端城
【ひがしばたじょう】

中世の城郭。安城市東端町字中縄手に所在した平城。油ケ淵を南東に望む台地先端に立地。北浦周辺の水運とその防備に関わる拠点と思われる。天正8年大浜の長田重元の長男尚勝が築き,同12年弟の永井直勝が入城したといわれるが(明治村誌),確証はない。同18年直勝は徳川家康の関東移封に従ったので,同人の居城とすれば,この時廃城になったと思われる。東端古城之図(蓬左文庫蔵)では,東西120m・南北400mで,台地先端から北方の山地に続く間に郭を配し,台地を堀が囲む。主郭の南から西にかけて土塁が残り,その下に幅8mの帯郭が認められる。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7122481 |





