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日間賀島
【ひまかじま】


旧国名:□三河,尾張

知多半島南端,師崎の東海上に浮ぶ日間賀島の全域。周囲に鼠島・角石島などの属島がある。島は師崎層群の最下部の地層から成り立ち,砂岩・泥岩・凝灰岩などで,島の中央の標高32mの丘を中心に,周囲へ向かってなだらかな丘陵地を形成している。島内には35基の古墳があり,特に北地古墳群は14基が密集。石錘・釣針・直刀・須恵器などが多数出土。昔から渥美(あつみ)半島との交渉が多く,婚姻なども行われ,言語に三河の影響がみられる。
比莫島(古代)】 奈良期に見える地名。
日間賀島村(近世)】 江戸期~明治9年の村名。
日間賀島村(近代)】 明治14~22年の村名。
日間賀島村(近代)】 明治22年~昭和36年の知多郡の自治体名。
日間賀島(近代)】 昭和36年~現在の南知多町の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7122634