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枇杷島
【びわしま】


旧国名:尾張

琵琶島とも書いた。庄内川下流左岸。地名の由来は,約800年前藤原師長が平清盛により井戸田(瑞穂区)に流され,翌年帰京する際,ねんごろになった槐女が別れを惜しんで付近まで来て,かたみの白菊の琵琶とともに川に身を投げたという伝承にちなむ。この伝説に関連して周辺に白菊町・琵琶里町の町名がある。江戸期以前は,現在地より北方に集落があった。荘園時代はこの辺は東大寺別当顕恵によって開拓され,後に八条院子内親王の所領に移った。氏神は鷹八幡といわれる八幡社,もとは旧集落地にあったが,慶長17年現在地に遷宮した。鷹の諸病に霊験があったという。
枇杷島(中世)】 戦国期に見える地名。
枇杷島村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
枇杷島町(近代)】 明治11~22年の町名。
枇杷島町(近代)】 明治22年~大正10年の西春日井郡の自治体名。
枇杷島町(近代)】 ①大正10年~現在の名古屋市西区の町名。
枇杷島通(近代)】 昭和9年~現在の名古屋市西区の町名。
枇杷島(近代)】 昭和62年~現在の名古屋市西区の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7122761