三ツ木
【みつぎ】
旧国名:三河
矢作(やはぎ)川と安藤川に挟まれた平野部に位置する。地名は,かつて貢租の収集地であった貢が転化したとも,三ツ木氏の居住に由来するともいう(旧岡崎市史)。弥生後期~室町期の三ツ木遺跡がある。「三河国二葉松」に三木織部正春乗が築城したといわれる三ツ木古城址が見え,松平清康の弟康孝・信孝兄弟,村越茂助が居城したという。
【三木郷(中世)】 南北朝期~戦国期に見える郷名。
【三ツ木村(近世)】 江戸期の村名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7123596 |