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円徳院
【えんとくいん】


旧国名:伊賀

柘植川とその支流河合川の合流点付近に位置する。河合川の左岸は沖積地,右岸は丘陵地帯となる。地名は永久3年5月25日の東大寺解案に「天台別院円徳院領七十町,同末寺放光寺領八丁」とあるので,天台別院円徳院領であったことにちなむとみられる(百巻本東大寺文書/平遺1829)。後期の横穴式石室を持つ上丸川1・2号古墳,外山古墳群に属する前方後円墳2基,後期古墳5基,中世城館跡として恒岡氏城などがある。また,昭和55年川原地区の圃場整備事業に際し15世紀後半の将軍塚が試掘され,宝塔型偏平形式の泥塔が出土した。伊与殿森は,太閤検地に際し多羅尾道賀とともに検地を奉行した池田伊予守忠知の墓といわれる(三国地誌)。
円徳院村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
円徳院(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7125559