桂瀬
【かつらせ】
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旧国名:伊勢
阪内(さかない)川中流の左岸に位置する。地名は,川瀬を意味するものといわれる(飯南郡史)。背後の丘陵には,6世紀後半の古墳と考えられる石がある(松阪市史)。地境に立野城址,字新田には観音寺跡がある。中世に大河内城攻めの陣が置かれたため,大河内との交流が絶えたといわれる(同前)。古来,月の名所として歌に多く詠まれた。
【かつらせ(中世)】 戦国期に見える地名。
【桂瀬村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【桂瀬(近代)】 明治22年~昭和42年の大字名。
【桂瀬町(近代)】 昭和42年~現在の松阪市の町名。
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![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7126033 |