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上弁財町
【かみべざいちょう】


旧国名:伊勢

(近世~近代)江戸期~現在の町名。江戸期は津城下町の1町。町人地。ただし地籍上は安濃(あの)郡津興(つおき)村に属する。津城下町に接して町場化していたため,行政上は津城下の1町として扱われた。宝暦元年の城下町名書上にも当町の名が見え,各種の町役や消防人足の動員なども城下各町と同様に割り当てられている(津市史)。岩田川河口の右岸部に位置する。はじめは津領新町と呼ばれたが,南端部に弁財天と俗称する市杵島姫社があることから,貞享3年に町名を弁財町と改め,元禄年間頃に上弁財町と下弁財町とに分かれたらしく,宝永年間の御国目付提出書類には上・下の2町に分かれて記されている。ただし「宗国史」では単に弁財町と記す。明治20年の戸数61・人数286。同22年津市に所属。昭和12年ごろからは,当町は東・西・中・南に町内会が分かれて通称された。世帯数・人口は,同28年326・1,379,同44年498・1,713。同49年一部が本町・南中央となり,同時に垂水・西阿漕町の各一部を編入。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7126149