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木谷
【きだに】


旧国名:伊勢

五ケ所湾に面して位置する。地名は,平氏の末孫甲(こうどう)氏が永正年間に当地に来て開村し,その姓を訓じて「キタニ」としたと伝えられるが,確証はない。「甲家経歴」に,文禄年間に塩年貢1石を出したというから,塩業にも当たっていたと考えられ,木谷の名は,塩業の燃料として木を伐採したことにちなむとも考えられる。地内からは縄文時代の石斧や土師器が出土。律令制下では志摩国英虞(あご)郡に属し,戦国末期には九鬼家の支配下にあったとも伝えるが詳らかでない。太閤検地帳は伊勢国度会(わたらい)郡とする。
木谷村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
木谷(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7126394