100辞書・辞典一括検索

JLogos

41

新町①
【しんまち】


旧国名:伊賀

(近世~近代)江戸期~現在の町名。明治5~20年頃までは上野を冠称。江戸期は伊賀上野城下町の1町で,町人地。城下町の中心部に位置し,西は片原町に接する。上野天神の東にあたり,南北約2町,東西約1町の地域。地名の由来は,寛永年間に新しく形成されたことにちなんだものであろう(永保記事略)。菅屋(酒造業),福田彦左衛門(家号なべ彦,醸造業)などの豪商が店をかまえ,天明3年頃には彼ら町人衆によって上野天神祭りの渡御に加わる楼車(薙刀鉾)が造られた(見送り幕箱書銘)。はじめ,天神祭りに供奉する練り物の印は片原町と共有であったが,宝暦5年の祭礼からは当町独自の練物印を出すようになった(上野町旧記目録)。楼車の水引幕は安政4年に修繕された。明治5年の戸数56・人口222(うち男105・女117)。同22年上野町,昭和16年からは上野市に所属。明治22年~昭和25年までは大字上野のうち。昭和26年の世帯数56・人口278。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7127414