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堂ケ山
【どうがやま】


旧国名:伊勢

内部川扇状地の扇端部に位置する。地内には,四日市市で調査された唯一の縄文遺跡である一色山遺跡がある。同遺跡は発掘調査の結果,縄文早期の土器や石鏃が検出されたが,これに伴う遺構は焼土が8か所で検出されたにとどまった。また神明社境内には堂ケ山の大樟があり,昭和34年に市天然記念物となっている。樹齢約800年といわれ,根周り21m,目通りの幹周り7.5m,高さ42m,枝張りは東西約37m・南北約25m。
たうか山(中世)】 戦国期に見える地名。
堂ケ山村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
堂ケ山(近代)】 明治22年~昭和29年の小山田村の大字名。
堂ケ山町(近代)】 昭和29年~現在の四日市市の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7127974