新屋庄
【にわのしょう】
旧国名:伊勢
古くは「にいや」と訓じたが,のち「にわの」に転訛したという(勢陽五鈴遺響)。一志(いちし)平野の中心地にあり,雲出川下流右岸近くに位置する。八ノ坪・十四ノ坪・十五ノ坪などの小字名が残り,条里制の跡があったが圃場整備のため消滅。地名の由来は,神戸の倉庫があったことにちなむという。
【新屋荘(中世)】 鎌倉期に見える荘園名。
【新屋庄村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【新屋庄(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7128546 |