浜島
【はまじま】

旧国名:志摩
志摩半島の南部に位置し,南は熊野灘に面し,背後は低い丘陵地をひかえる。地名の由来は地形にちなむという。城山には小野田筑後の拠った城砦跡があり,海抜15m程の小丘で一方は海に面して断崖となっている。現在田畑になっている5反程の跡地には,井戸や土塀の跡を見ることができる。筑後は大口の戦にて九鬼嘉隆にくだり,九鬼(浜島)豊後と称した。
【浜島(中世)】 戦国期に見える地名。
【浜島村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【浜島村(近代)】 明治22年~大正8年の自治体名。
【浜島町(近代)】 大正8年~現在の志摩郡の自治体名。
【浜島(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7128753 |





