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東村
【ひがしむら】


旧国名:伊賀

上野盆地の北部。木津川と柘植川の合流点付近に位置する。地名の由来は,地元の説では平城京を基点とした宿駅の1つ新家駅を中心に東側を東村,西側を西村としたものという。小字の官舎は新家駅に関連する地名とされる。長さ6~9cm,幅4~5cm,厚さ1cmの素焼の土符が出土する。これに見える年号は,応永27年から天正4年の約150年間にわたるもので,伊賀守護仁木氏の在国時代と一致し,毎年秋の収穫期に米または銭の税の取り立てや人馬の徴発に用いた手形のようなものといわれる(秘蔵の国)。全部で46枚出土し,内訳は,米人18・米馬10・米5・人4・馬4・人馬2,ぜに馬・ぜに人・不明各1。中世の遺構として塚脇道之助の城跡(三国地誌)や守護所跡ではないかといわれる上山氏館跡がある。
東村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
東村(近代)】 明治22年~昭和16年の新居村の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7128855