古市
【ふるいち】
旧国名:伊勢
雲出川中流域に位置する。地名は,古くから物々交換をした市のあった所であることにちなむという。八対野(はつたいの)の東方で古市の北方に首塚古墳がある。直径14m余の円墳で4m余の横穴式石室がある。この西方にも直径11mの円墳で横穴式石室を露出している稲荷山古墳がある。
【古市場(中世)】 戦国期に見える地名。
【古市村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【古市(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7129132 |