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鳳凰寺
【ぼうじ】


旧国名:伊賀

服部川の支流高砂川流域,大山田盆地の東部と接する丘陵斜面に位置する。地名は,白鳳前期に建てられた鳳凰寺にちなむという。地内には,装飾付が出土した鳴塚前方後円墳を中心に60基以上の円墳が分布し,この付近は古代の竹原郷の中心地と考えられ,渡来系の竹原連が居住したという。伊賀采女宅子の出生地という説もある。
鳳凰寺村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
鳳凰寺(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7129171