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三津
【みつ】


旧国名:伊勢

五十鈴川派川下流と伊勢湾岸の二見浦とに挾まれた平坦地に位置する。地名の由来は,倭姫命が五十鈴川をさかのぼって当地に船をとめたことから御津と名付けられたことにちなむという。かつて三津の入江は川幅が100~300mあり,三津湊といわれ,舟の出入りが頻繁であったが,明応2年の大津波で五十鈴川の主流が汐合川に移り,水量が減じて湊の機能が低下してしまった。地内の小島山・鷺ケ森と呼ばれる所はもとは川中の小島であったという。三津の浜荻(伊勢の浜荻)と称する片葉で左巻きの異種である葦が繁茂しており,詩歌に数多くよまれている。
三津(古代)】 平安期に見える地名。
三津村(中世)】 鎌倉期から見える村名。
三津村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
三津(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7129419