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港村
【みなとむら】


(近代)明治22年~昭和29年の自治体名。はじめ飯高郡,明治29年からは飯南郡に所属。大口・高町屋・郷津・石津・荒木・鎌田・大塚・久保田・新松ケ島・町平尾(まちびらお)・大平尾・猟師の12か村が合併して成立。旧村名を継承した12大字を編成。同時に港村鎌田と松阪町の間で境界変更があった。阪内(さかない)川の下流域一帯の平地に位置し,北は伊勢湾に面する。役場は大口に設置。村名は,北部が大口港(松阪港)として有名であったことによる。明治22年の戸数575・人口3,262,総面積662町余(町村分合取調書)。同32年の戸数598・人口3,828(飯南郡地誌)。大正13年大口・高町屋・郷津・石津・荒木・鎌田の6大字が松阪町の大字となり,当村は6大字を編成。以後役場は大平尾に移転。昭和29年松阪市の一部となり,村制時の6大字は同市の大字に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7129445