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鮎河猪鼻線
【あいがいのはなせん】


県道507号。旧称鮎河南土山線。甲賀郡土山町大字鮎河で主要地方道四日市土山線と分かれて地蔵ケ平峠を越え,能登ケ峰(759m)・西山(478m)の間を流れる田村川に架かる上の平橋を渡って黒川で青木ケ瀬橋に至る。この橋は,山女原(あけびはら)を水源とする笠路川と太郎谷川の合流点付近にある。ここから大字猪鼻で国道1号に接続する山間道である。全長6.202km・幅員3.5m以上の一部改良道。奥土山の野洲(やす)川源流地鮎河方面から鈴鹿(すずか)峠や南土山に出る古い主要路。従来は,猪鼻から大字蟹ケ坂(かにがさか)を経て南土山に至る旧東海道を含んでいたが,国道1号の新道整備で猪鼻までとなる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7130041