在士
【ざいじ】

旧国名:近江
犬上川の南部平野に位置する。中世は甲良(かわらの)荘のうち。もとは藤堂村と称した。藤堂氏の本拠地で,藤堂高虎はこの村で生まれ育った。藤堂氏は室町幕府に仕え,一時所領は甲良荘19か村全域に及んだ(宗国史)。のち佐々木氏の旗頭になり,高虎の時代には江北の浅井氏に仕え,さらに木下秀長の家老となり,累進して文禄4年四国伊予宇和島の大名となるに及んで一族を挙げて藤堂村を去った。慶長5年関ケ原の戦い以後,村は井伊氏領となり井伊家2代の直孝が寛永年間に在士村と改めた(宗国史)。
【在士村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【在士(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7132411 |





