栗東町
【りっとうちょう】
(近代)昭和29年~現在の栗太郡の自治体名。葉山・治田(はるた)・大宝(たいほう)・金勝(こんぜ)の4か村が合併して成立。南部は鈴鹿山系の延長に属する山が連なる一方,北部は野洲川左岸の肥沃な平野が広がる。平野部には条理遺構が見られる,古くからの水田地域であった。昭和40年代以降,国道1号と名神高速道路を接続する栗東インターチェンジが開設して交通の要衝となってからは,自動車部品の工場などが進出している。日本中央競馬会の栗東トレーニングセンターが,町の中央部にある。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7135954 |