赤日
【あかひ】
旧国名:山城
赤江・赤井とも書き,赤目とも見えるが,赤目は赤日の誤りであろう。「山城名勝志」に「今赤井村在樋爪村艮古川村南」と見え,現在の京都市伏見区羽束師古川町赤井前にあたる。また「山州名跡志」は当地を「今の横大路の東より南につゞきて,田畠となす所なり。此所古へは東に淀堤無して,一偏の川原にして,中に川あって,其流れ東は宇治川・伏見川流れて西の方桂川に入って淀の水垂に入る也」と説明する。
【赤日(古代)】 平安期に見える地名。
【赤日(中世)】 鎌倉期から見える地名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7136085 |