飯岡
【いのおか】

旧国名:山城
山城盆地南部,木津川中流域に位置する。「万葉集」で咋山(くいやま)・馬咋山,「延喜式」「今昔物語集」で咋岡,「続日本後紀」で区毘岳,伝説では湯岡・湯岳ともいう。地名の由来は,木津川に接したこの孤丘で清水が湧出したことによるとも,区毘岳の「く」が省略されて「いおか」となり「飯岡」の字があてられたともいう。七井戸の古伝がある。弥生時代の住居跡が発見されており,また飯岡古墳群として前期古墳に車塚,中期古墳に薬師山・ゴロゴロ山・弥陀山・トヅカが,後期古墳に横穴古墳群がある。「続日本後紀」天長10年10月9日条には「勅以山城国綴喜郡区毘岳一処為円提寺地」とあり,東原に古瓦が出土する。
【飯岡(古代)】 平安期に見える地名。
【飯岡荘(中世)】 鎌倉期~戦国期に見える荘園名。
【飯岡村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【飯岡(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7136762 |





