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上山
【うえやま】


旧国名:丹後

碇(いかり)高原の北斜面に位置する。地内の曹洞宗吉野山上山寺は,往古役小角が野間庄金剛童子山に行場を開いた頃,草庵を結んだのに起こると伝え,その後天応元年明法上人が伽藍を建立,さらに源平合戦ののち,隠岐佐々木氏の一族定置が再興したという(丹哥府志)。本尊および前立の十一面観音菩薩両像は平安後期の作と考えられ,境内には永徳元年銘・永禄9年銘の宝篋印塔2基のほか,「当山開白天応元年〈辛酉〉開山明法上人 願主寺尾舜盛 永禄八〈乙丑〉迄七百八拾五年」と刻された五輪塔が現存。また,境内には三社権現社が祀られており,室町期の石造狛犬が安置されている。
上山村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
上山(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7136930