大内②
【おおうち】
旧国名:丹後
舞鶴湾(西港)の南岸一帯に当たる。地名の由来は,往昔,穴穂(安康)天皇の頃,市辺王子・億計(おけ)王(仁賢天皇)・弘計(をけ)王(顕宗天皇)が当地に来た際,丹波国造稲種命らが安宮(やすみや)を造営して奉仕した地で,のちそれを崇めて大内と称したものという(加佐郡誌)。
【大内郷(古代)】 平安期に見える郷名。
【大内郷(中世)】 平安末期~戦国期に見える郷名。
【大内庄(近世)】 江戸期の広域地名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7137403 |