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河内谷
【かわうちだに】


旧国名:丹波

由良川支流河内谷川流域に位置する。南方山中の2間程の岩窟は古く木梨軽皇子が逃れて住みついたところという(北桑田郡誌)。東の門坊寺山の中腹に門坊寺遺跡がある。門坊寺は梵宝寺とも称し,聖徳太子の頃の創建,桓武天皇の勅願所で,伝教大師が堂宇を修築して丹波道場と定めたという。寺領500石で,七堂伽藍のほか坊官屋敷・仁王門屋敷・案内屋敷があったが,明智光秀が周山城築城の際堂宇を破却し,材木を持ち去ったため廃寺になった(福正寺縁起)。仁王像は大和国(奈良県)初瀬の長谷寺へ,釈迦像は周山村慈眼寺へ移された(北桑田郡誌)。
河内谷村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
河内谷(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7138844