九世戸
【くせど】
旧国名:丹後
救世戸・久世の渡・九瀬の戸・奇戸・久志渡・切戸などとも書く(丹哥府志)。天橋立の南対岸周辺をいう。古来,当地の五台山智恩寺の文殊堂は諸人の信仰を集めているが,往昔文殊堂の周辺には海が入り込み,切戸の文殊と称された。九世戸の呼称は,切戸・渡の意と救世・久世あるいは「くしび(奇)」の意が重なって成立したものであろう。
【九世戸(中世)】 南北朝期~戦国期に見える地名。
【九世戸(近世)】 江戸期の地名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7139558 |