河辺
【こうべ】
旧国名:丹後
河部とも書く。竹野川上流域,木積嶽(270m)の西麓に位置する。「和名抄」丹波郡神戸郷の遺名と伝え,大宮売(おおみやめ)神社の社領であったという(丹哥府志・丹後旧事記・中郡誌稿・日本地理志料)。地内の小字本城(ほんしろ)に中世の三宅美作守の河辺城址がある。
【かうべ(中世)】 戦国期に見える地名。
【河部村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【河辺村(近代)】 明治22年~昭和26年の中郡の自治体名。
【河辺(近代)】 昭和26年~現在の大宮町の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7139798 |