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五ケ庄
【ごかのしょう】


旧国名:山城

宇治川の右岸に位置し,東方に高峰山(297m)がある。地名の由来については,山階荘・小野荘・木幡荘・伏見荘・宇治荘の5荘を合わせ称することに由来するという説(山州名跡志),五箇荘の地名は諸国に多く,五箇の数に由来するのではなく,「御家荘」の意とする説(地名辞書),五ケ処の語義には散在という意味があり,富家殿・岡屋荘を中心に,その周辺の散在地を集約して一円化を図り「五ケ庄」としたとする説(宇治市史)などがある。
五ケ荘(中世)】 鎌倉期~戦国期に見える荘園名。
五ケ庄(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
五ケ庄(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7139835