新庄
【しんじょう】
旧国名:丹波
姫髪山(406m)東南麓に位置する。北方の丘陵から弥生土器が出土する。同地区の城山は,中世の古城跡と伝え,本丸・帯曲輪・空濠跡などがある。南方の広い水田地帯には古代条里制の地割が明瞭に残っている。東端の茶臼山西麓一帯は本庄と称し,古代荘園の政所の所在地か。茶臼山は,和久左衛門大夫の城跡。当地は,本庄から分かれて発達したと伝える。
【新庄村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【新庄(近代)】 明治22年~現在の大字名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7141505 |