芹川①
【せりかわ】
旧国名:山城
鴨川下流の東部,城南宮の南東約1kmのあたり一帯。「山城名勝志」は,「芹川村在三栖北竹田南,又自下鳥羽町半南亦号芹川」と記す。地名の由来は,古昔この地に清流があり,3尺の根芹を生じたことによるといい,清流の水源は,鴨川の下流で,東方の竹田より当地に流入していたという(山州名跡志)。
【芹川野(古代)】 平安初期に見える地名。
【芹河荘(中世)】 平安後期~戦国期に見える荘園名。
【芹川村(近世)】 江戸期~明治7年の村名。
【芹川町(近代)】 昭和6年~現在の伏見区の町名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7141739 |