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納所町
【のうそちょう】


旧国名:山城

(近世~近代)江戸期~現在の町名。淀町のうち。淀城下6町の1つ。古城は西淀と呼ばれる大下津町,および東淀といわれる当町に造られたが,新城造築に際して宇治川で分離され城外町となる。当町ほか大下津町・水垂町の城外町は,京から大坂への交通の要路にあたり淀20石舟の船頭衆が多く住みつくなど,中世以来の伝統をもつ町々であった。当町は池上町・下津町・新町の城内町とともに,八幡宮の神役を勤めることを理由に地子を免除されていた(京都大概覚書)。元禄年間の町家数566軒,文化2年では442軒・1,433人という。6町中最大の町家数を有し,淀小橋が城内町へむけて架けられ茶屋町も多くあるなど,そのにぎやかさを誇っていた。この小橋は長さ71間・幅4間の公儀橋で,大坂への陸路としても重要な橋であった。明治4年淀県を経て京都府に所属。同22年納所村の大字,昭和6年伏見区の町名となり現在に至る。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7143921