畑
【はた】

旧国名:丹後
東西を青地岳(446m)・高尾山(426m)両山系にはさまれた川上谷川流域に位置し,西方の山稜で但馬国(兵庫県)と接する。東畑・西畑より成る。東畑には伊勢肥前守の居城であったと伝える畑の城跡(城山)があり,鯰ケ淵(ねんがふち)を通って福地山に通じる街道があった。暦応年中,野村忠興が足利尊氏より丹後に1万石を拝領,天正年中,野村監物が豊臣秀吉に討ち滅ぼされるまで16代当地に住したという(天竜山大雲寺記録)。なお,地内には鸚鵡谷といって,音が対岸に反響する地があり,同地には往古金剛寺があったが,暴風雨で倒壊し須田の地に移ったと伝える(熊野郡誌)。
【畑村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【畑(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7144049 |





