100辞書・辞典一括検索

JLogos

38

町田
【まちだ】


旧国名:山城

(中世)室町期から見える字名。山城国愛宕(おたぎ)郡岡本郷のうち。丁田・待田とも書く。ほぼ現在の北区上賀茂畔勝町中央部にあたる。賀茂別雷神社領。宝徳3年4月7日,岡本郷地からみ帳(写)に「〈マチ田〉半 竜花庵 作人千代乙大夫」とあるのが初見。当時この田地とも10筆1町半もしくは14筆1町5反半が同じ字に属したと思われる。ほぼ同時期の賀茂社往来田古帳(応仁元年4月写)には,同社氏人土佐前司・備後前司の往来田各1反が当地にあったことが記され(賀茂別雷神社文書),また,やはり室町期のものと思われる賀茂社読経所田田数引付には,「待田」を肩書とする2筆1反半が見える(川上家文書)。江戸期(年月日未詳)の上賀茂御社領之内本郷田地麁絵図には,この地は「松田」と表示され,近世に入り呼称に転訛があったことがわかる(賀茂別雷神社文書)。近代の市制町村制では上賀茂村大字上賀茂字松田となり,昭和46年までは,上賀茂松田町として地名が存続していた。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7145272