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南門前町
【みなみもんぜんちょう】


旧国名:山城

(近世~近代)江戸期~現在の町名。大宮通五条下ル東側の町。町名の由来は,当町が本圀寺南門前に位置したことによるという(府地誌)。寛永14年洛中絵図に「町屋門前」とあり,江戸前期には本圀寺の境内地であった。「宝暦町鑑」には「本圀寺南門前町」と見え,天明6年洛中洛外大図,天保2年京町絵図細見大成では「南門前町」と記す。江戸期,公儀軒役を33軒役勤めていた。江戸期は下古京川西組新シ町門前組,明治2年の町組改正より下京(しもぎよう)22番組,同5年第16区と改称,同25年第16学区に編成。明治12年下京区南門前町,同22年京都市下京区南門前町となり現在に至る。同44年の世帯数82・人口324,大正14年の世帯数87・人口372,昭和40年の世帯数46・人口178。人口増減率(昭和40~50年)25.3%減。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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